アンプ 845 製作記事_3
比較試聴
アンプ切り替えスイッチをつけてトランジスタアンプと比較しました、ほとんど分からず!
845の方がわずかに高域がはっきり出る、低域も少し多いか?
正しく言えば低域のダンピングが、球の方は悪いのでしょう。
球特有の音が出る期待が有ったのですが無くて残念でした、845はトランジスタと切り替えても判らないすばらしい特性と言えばいいのでしょうか?
結合コンデンサーをオレンジドロップに変更、あまり変化は感じません、気持ちビタミンQより相性は良いのか? パーツの変化が現れにくいアンプと言えるでしょう。
(個人的な好みは古いビタミンQが好きなのですが・・・あまりにも高価なので)
NFをはずすと特性はぐっと悪くなります、この音は聴いていません、NF無しは私のようにしょっちゅうスピーカーコードを付けたりはずしたりする、危険な人には向きません、たとえ−0.5dBでも有れば安心できます、NF量の減少により音の変化はまだ実験していません。
ついでに改造KT-88と比較試聴しました、ボーカルの明瞭度が違いました、845は分解能が高くはっきりきこえます、俗な低音は改造KT-88の方が出ます、改造KT-88はとても格安で良い製品と言えるでしょう。(なぜならば大差ないのです、これには少々がっかりしました、845!1台売っちゃおうか?と思ったほど、それほどKT-88はすばらしいです。)
845!!!! やはり一度は自分で作ってみたい製品でしょう。
メーカー設計のオリジナルの音を聴いてから、改造したいです。
球アンプですからこれから色々と改造ができてまだまだ楽しめます、そして自分の好みの音にしていきます。 2004.8.2
本当の狙いは、30年前に製作した300BPPアンプ(L・R別シャーシー・定電圧電源完全A級 オーディオ専科設計)が有ります、こちらは雰囲気がすばらしく、低域・高域・とても素直です、そのようなアンプをもう一台欲しいと願って購入したのです。
この思いで製作したのですが、期待とは異なりました、使うスピーカーも、もともとJBL S2600は線が細いスピーカーです S3000のような太さが欲しいです。
300BだとS2600もいい音します。
2004.8.7
私、個人の好みです。