SONY TA-N86 の修理記録_2
コンデンサーの痛みはありません、抵抗が2個錆びています(腐食です)
47KΩです、抵抗値は合っていますが交換です。

 220Ωも錆びています、変色していてカラーコードが読みにくいのですが、
テスターで抵抗値は読むことができました。
抵抗値で異常が見られたのが、半固定抵抗の1KΩでした、
全抵抗1KΩなのに左から中央と中央から右の値が
安定しません、これは交換です。
  (左に回すと電圧UP・右に回してDOUNです)
テスターによるトランジスタの点検(ダイオードチェック)
トランジスタは基盤に付いているとテスターでは測れないので全部取り外してチェックしました。
名前の消えているトランジスタが1個ありました。(2SAタイプ)
パワートランジスタ1986CCが6個も使われています、
1986CCとは?変ですが、修理している方のホームページでこれは2SC1986の選別品でHfeの高いものだと、
ありました。(助かります)
トランジスタは異常なしです。
    部品の点検で小さなインダクターの足が腐食して取れているのが発見。
    このような部品は手に入らないので 18.5巻でしたので1巻減りましたが
    17.5巻と巻きなおしました、エポキシ樹脂などで固着すればいいのでしょうが、
ネジロックで固めました。
以上で何処にもこれ以上不良箇所が無いので、接続して調べることにしました。

この時点でアンプ基盤と電源基盤の電解コンデンサーはすべて交換しました。

電源の160V63μは市販品がないので160V100μとしました、
なにかで決まった容量なのかも知れませんが、ここだけ残したくありませんので交換しました。